思考

闇雲にインプットしてはいけない。4つのモジュールを意識することが重要。

どんなにインプット量を増やしても、成果にうまく結びついていないような焦燥感を感じてはいないだろうか。

『独学の技法』
結論:システムに則り独学し、記憶に依存しない
戦略→インプット→抽象化/構造化→ストック

どんなにインプットしても得た学びを忘れてしまい、必要な時に引き出せない。

けれども、インプットした情報を覚えようとするのはナンセンス。

覚えようとするのではなく、忘却を前提にし、過去のインプットから引き出すことが重要となる。

 

その際に、学びをシステムとして捉えることで、成果に結びつく独学ができるようになる。

システムとして捉えるということは、出力はボトルネックに規定される。

成果に結びつけることができないボトルネックを洗い出すことで、独学における課題は解決できる。

以下に各モジュールにおける重要な要点をまとめて記す。

STEP 1 戦略

どのテーマについての知的戦闘力を高めるか、予め戦略を練る。

知的好奇心に駆られるがまま、いきなりインプットを始めるのは適切ではない。

競合との差別化を意識した、大まかな方向性を定めておくこと。

STEP 2 インプット

そして、戦略に基づいてインプットを開始する。

インプットの際に気をつけたいのが「心地の良いインプット」に気をつけること。

自分の意見を肯定してくれるインプットは、読んでいて気持ちいいが、学びはない。

問いのないところに学びはない

その点でも、人と話すことは最も効率の良いインプットである。

また、メモをとる習慣を取り入れることは、感じることが癖になる。

量より質を意識し、新しい問いのために学ぶことをやめない。

STEP 3 抽象化/構造化

「抽象化=どんな時代の、どんな場所においても成立する命題にすること」

このモジュールこそ、記憶に頼らないために最も重要。

数学でいうところの「公理」として置き換えることが重要。

以下のようにして抽象化を意識する。

  • 得られた知識は何か(面白かった事実)
  • その知識の何が面白いのか(実生活に対する示唆)
  • その知識を他の分野に当てはめるとしたら、どのような示唆や洞察があるか(具体的な行動の仮説)

学んでも考えなければ洞察は得られない。

STEP 4 ストック

知ることが難しいのではない、いかにその知ってることに身を処するかが難しい。

抽象化した後は情報を記録すること。

必要に応じて、後から引き出せるように整理すること。

 

 

ちなみに、アイデア・発想の数は既存の知識の組み合わせに依存する。

・知識10の限界アイデア量=10C2=45
・知識100の限界アイデア量=100C2=4950

すなわち、知識量に10倍の差があるだけで、発想は100倍の差となる。